国立大の物理を攻略するブログ

国立大学を目指す人に向けた物理のブログです。独学が難しい物理ですが、超基本から徹底的に解説していきます!共通テストで8割、2次試験で7割を目標に頑張りましょう!

知らないで勉強してるとヤバい!共通テストとセンター試験のたった一つの違い

 

今回は超重要なお話し、共通テストとセンター試験の違いについてお話しします。

 

なぜこれが重要かというと

 

「共通テストのデータはあまりないため、対策はセンター試験の問題を使う」

 

からです。

 

けれど、共通テストとセンター試験では内容が結構違います。

 

「じゃあセンター試験の過去問を解いても意味ないの?」と思うかもしれませんが、

 

全くそんなことはありません。

 

その辺りをお話ししていきたいと思います。

 

 

1.共通テストとセンター試験の違いはヅバリこれ

結論から言うと、その違いは

 

「初めてみる問題設定に対応できるか」

 

問題を見てもらうと一目瞭然です。

 

問題は省いていますが、このような設定の問題は少なくとも僕は初めてみました。

 

ここで大事なのが、ダイヤモンドについて知っているかではなく、

初めてみる問題に、自分の持っている武器で対応できるか

ということです。

 

実際、この問題には誘導がついていて基本をしっかりおさえ落ち着いて解けば、全然解ける問題です。

 

一方、センター試験はどうだったかというと

「よくある問題に対して、確実に答えを出せるか」

が求められていました。

 

センター試験ではあるある問題が多く出題されています。

 

共通テストとセンター試験の違いを例えていうと、

センター試験

「Aという敵を倒せますか?」

「Bという敵を倒せますか?」

「Cという敵を倒せますか?」

というのに対して、共通テストは、

「ABCという合体した敵を倒せますか?」

という感じです。

 

2.センター試験の問題を解くのは無駄なのか

これは先ほども言いましたが、全く無駄ではありません!

 

センター試験に出てくる問題はいわば基礎・基本です。

センター試験はこの基礎・基本の理解度を確認するのにめちゃくちゃ良い教材です!

 

思い出してみてほしいのが、共通テストは「基礎・基本という武器を持った状態で、初めてみる問題に対応できるか」

だったので、基礎・基本はできている前提になります。

 

さっきの例で言うと、共通テストという「ABCが合体した敵」を倒すには

「Aという敵の倒し方」

「Bという敵の倒し方」

「Cという敵の倒し方」

を知らなければならないということです。

 

3.では実際にどう対策していけばいいの?

みなさんは、共通テストがどういうものかを知りました。

 

ここで気になるのが対策法です。

 

大事になるのが

  • 基礎・基本の徹底
  • 初めてみる問題への対応力

この2点です。

 

そこで、普段の問題集を解く際に次のことに気を付けて解いてみてください。


この問題集の使い方は、基礎・基本の徹底、問題への対応力に特化した勉強の仕方です。

 

1.3.では考えるクセをつけてほしいので、極力自分で考えて問題にあたりましょう。

 

5.6.では解法を覚えるのではなく、「なぜそうなるか」を自分の言葉でまとめることで、物理の理解が大きく進みます。

 

一見遠回りに見えてとても効率の良い方法です。

 

少なくともこの6つの点を意識して問題にあたってみてください!

 

 

 

3.まとめ

センター試験と共通テストの違いはこの2点です。

センター試験・・・基礎・基本がしっかり身についているか

共通テスト・・・基礎・基本をもとに初めてみる問題に対応できるか

 

この2点を意識して普段の勉強に取り組んでみてください!

 

普段の勉強、参考書の使い方などは下の記事に書いているので、「勉強頑張ろう!」という人はぜひ参考にしてみてください!

jyukensupport.hatenablog.com