速さと速度の違いとは?画像付きでわかりやすく解説!
物理で一番初めに習う分野「速さと速度」について徹底解説していきます!
- 速さと速度の違いは?
- 速度はどうやって求めるの?
この辺りがまだあいまいな人はこの記事でマスターしましょう!
1.速さとは
速さを少し堅苦しい言い方をすると、「単位時間あたりに進む距離」となります。
単位時間というのは、時速、分速、秒速みたいな1時間あたり、1分あたり、1秒あたりということです。
普段からよく使う言葉でもあるので、問題ないでしょう。
ただ一点注意しておいてほしいのが、速さはスカラー量ということです。
スカラー量というのは、大きさだけを表す量ということです。
どういうことかというと、マイナスにならない量ということです。
時速-30kmとは言わないですよね笑
では速度を見てみましょう。
2.速度とは
大事なのは速度です。
まずは定義(こういうものですという決め事)からみていきましょう。
速度・・・単位時間あたりの位置の変化量
速さとの決定的な違いは、速さはスカラー量なのに対して速度はベクトル量というところです。
詳しく説明していきます。
ベクトル量というのは、大きさの他に向きもある量のことです。
向きをどう区別するかというと符号の+とーで決めます。
どちらも速さ自体は3m/秒で同じになりますが、速度となると符号が変わってきます。
なので、速度を考えているときは必ず向きを意識しましょう。
3.速度の求め方
速度の求め方は速さに符号(+,ー)がついたと考えれば良いです。
このように(後の位置)ー(初めの位置)をかかった時間で割ると速度が出てきます。
大事なのは+、ーの符号です。正の向きと同じの場合は+になり、逆の場合はーになります。
ここさえ間違わなければ速さを出す時とほぼ同じです。
4.まとめ
今回のまとめです。
速さと速度の違い、速度の求め方をしっかり確認して問題に取り組んでみてください!