知ってる?高校物理の全体像
こんな悩みを持ったことはありませんか?
- 受験までに時間が足りない気がする
- 自分が今どこの勉強をしているかわからない
- 効率が悪い
- 前に習った分野を忘れてしまってまた一からの勉強になる
その原因は物理の全体像を知らないことにある可能性が高いです。
逆に全体像を知っているとこんなメリットがあります。
- 受験までにしっかりと計画的に勉強が進めらる
- 自分がどこを勉強しているかわかる
- 圧倒的に理解、効率が良くなる
今回の記事で物理の全体像を確認することで、このメリットを最大限に活かしましょう!
1.物理の全体像は大きく分けて5つ
高校物理の分野を大きく分けると、力学、波動、熱力学、電磁気学、原子物理となります。
それぞれ詳しく見ていきましょう。
2.力学
この分野は物理で一番最初に習う分野で、一番重要な分野です。
力学は、物理の基本となる考え方が詰まっているので間違いなく受験で最も出る分野になります。
力学の内容をもう少し細かく見ると
- 速度と加速度
- 力のつり合い
- 剛体のつり合い
- 運動の法則
- エネルギー
- 運動量
- さまざまな運動例
とこのように分けられます。
力学がどれだけできるかに受験はかかっていると言ってもよいくらい大事な分野です。
このブログ内でも各分野について紹介しているので参考にしてみてください。
3.波動
波動はテスト最頻出ではないものの物理の中で少し変わった分野なので勉強しない人が多い印象があります。
波動の内容をもう少し細かく見ると
- 波の性質
- 定常波
- ドップラー効果
- 反射と屈折
- 干渉
波動は苦手に思う人も多い分野ですが、解き方のコツを一度つかむとめちゃくちゃ大きなアドバンテージになります!
他の人が苦手だからこそ差をつけられる分野です。
4.熱力学
熱力学も波動と同じで最頻出というわけではありませんが、重要な分野です。
熱力学の内容をもう少し細かく見ると
- 熱
- 気体の熱力学
熱力学は力学という文字が入っている通り、力学を基礎としているので力学の理解が必須です。
逆にいうと、力学を理解しているとそれほど難しい分野ではないので早い段階で力学を仕上げましょう。
5.電磁気学
この分野は力学と同様に受験で必ずと言っていいほど出題される分野です。
電磁気学の内容をもう少し細かく見ると
- 電場と電位
- コンデンサー
- 直流回路
- 電流と磁場
- 電磁誘導
- 交流
- 電場中の荷電粒子の運動
電磁気学は受験において最も差がつく分野です。
というのも、電磁気を習うのは物理の後半なのであまり勉強ができていない人が多いにもかかわらず、受験最頻出だからです。
電磁気学をいかに早く仕上げるかが受験で点数をとるかぎになります。
6.原子物理
この分野はこれまでの分野と全く違うと言ってもよい分野です。
受験でもあまり出ません。でまたまーに出るので確認しておきましょう。
- 粒子性と波動性
- 原子構造
- 原子核
ここまで物理を勉強してきた人にとって、この分野は強敵ではないです。
なので、それほど心配しなくてもよいでしょう。
7.まとめ
図にするとこんな感じです。大事なのは力学と電磁気学です。
自分がどのあたりの勉強をしているのかをしっかり意識しましょう。
そうすることでゴールから逆算した自分の立ち位置もしっかり確認でき効率よく勉強できると思います。
迷ったら常にこの図に立ち返ってみてください!