大学の現状と皆さんが考えるべきこと
大学の現状と皆さんが考えるべきこと
読んでいただきありがとうございます。
今回は大学の現状についてとそれを受けて皆さんが考えるべきことをお話しします。
かなり現実的なお話しにしています。これを読んで皆さんの中で咀嚼して真剣に向き合ってほしいことです。早いうちに知ることが大事だと思います。
今一度自分の人生を設計するのに役立てていただければ幸いです。
それでは目次です。
[目次]
・そもそもなぜ大学受験をしているのか
・日本の大学の現状
・結局大事なことは?
・そもそもなぜ大学受験をしているのか
皆さんはなぜ大学受験をしていますか?
この質問をしたときに迷わずに自分の考えを言えますか?
また大学についてどこまで知っていますか?
人それぞれいろいろな意見がありますが、少なくとも僕の場合は親から言われたという
ことと「何となくこの分野が好きだなー」ということが受験した理由です。
親から強要されたというより自分もそれなりに納得はしていました。
現に僕は中学受験をして中高一貫の私立高校に通っていました。
中学に入った時点で学年の主任から「今日から大学受験を意識していけ!」と言われました。
学校側は「この学校に入るということは当然大学受験をする人たちだ」と考えていますし現になぜ大学受験をするかということに疑問を持つ生徒はいませんでした。
ではなぜ僕たちは「大学受験をする」ということに疑問を持たなかったのか
それは世間で言われる「良い大学に行き、大企業に就職する」という考えを持っていたからです。
少なからず皆さんの中にも良い大学に行くということになぜかという疑問を持つ人は少ないと思います。
しかしこのような考えで大学に行くのはとても危険なことです。
実例を挙げながらお話しします。
僕の知り合いに九州大学を卒業し、世界でも名だたる日本の大企業に就職した人がいます。
経歴だけを見れば、まさにエリート街道と言われる経歴です。大学に合格した時も周りの人は大喜びし、大企業に就職した時も周りの人は大喜びしたそうです。
本人も確かにうれしかったらしいです。しかし会社に入って3年目でやめてしまったそうです。
理由は仕事が面白くない、上司が嫌だという理由らしいです。仕事をやめると収入がなくなるにもかかわらずそれでも嫌でやめてしまったそうです。
世に言う「エリート街道」と言われる経歴でもこういうことが当たり前に起こっています。
この人の失敗は自分が続けられることや好きなことに向きあうことをしてこなかった。
そして、とりあえず世間のいうイメージに流されてしまった。
ということです。
ここまで言って大学受験をやめろと言いたいのではなく、大学受験にこだわりすぎてほしくないと僕は思っています。
大学に行くことがゴールになってしまったり、就職がゴールになってしまったりすると
社会に出て初めて自分を見つめ直した時に自分に何も残らないという状況になってしまいます。(僕の知り合いのように)
大学に行く理由を明確にするというのは高校生にはほぼ不可能だと思います。
なぜならまだ社会の求めるもの、そして自分の強みを知らないのに大学で学びたいことなんて決まりません。
なのでよっぽど「これが好きすぎて四六時中考えていられるから大学で猛烈にそれについて勉強したい!」という場合を除いては、大学に行く理由は自分なりの当てをつけるぐらいで良いと思います。
大学がゴールになったり、大学に過剰に期待したりすると「思っていたのと違った」となりかねないので通過点でしかないというのを肝に命じてください。
・日本の大学の現状
皆さんは大学生にどのようなイメージを持ちますか?
サークルに入ったり、バイトしたり、遊んだり. . .
こういうイメージが一般的ですよね . . .?
僕が思うに日本の大学生の勉強時間の平均は受験生の勉強時間の平均より圧倒的に低いというのが実感です。
現に僕の大学でTOEFLの試験の結果を学年別にみると1年生が一番高く続いて2年3年となります。
いよいよなぜ大学に行っているかわかりませんね💦
さらに僕が大学一年生の時に感じたことは、講義はみんな話を聞いていないし、教授も一方的に話しているだけだしこれならわざわざ学校に集まらないでも映像授業でいいじゃんと思いました。また周りの人たちも単位をとるためにやっているという感じです。
まあみんながみんな「これが好きすぎて四六時中考えていられるから大学で猛烈にそれについて勉強したい!」という思いで大学に来てるわけではありません。
しかし、少なからず大学は「そういう思いを持って入学してきているからそういう知識は教える」というスタンスなので最終的に就職支援などをして卒業で終わりといった具合です。
高校が大学進学実績を出すのと同様に大学も就職先実績を出しています。どちらも大学予備校、就職予備校化していますね。
工学部を例に挙げてみると、工学部はどの大学でも機械力学、流体力学、熱力学、材料力学というものを必ず勉強します。これでは大学によって何が違うのかという感じに思えてしまします。(少なくとも僕は)
みんな同じことをしているのに大学のスローガンの独自性は身につくのかと疑問に思っています。
ここまではあくまで個人の意見ですので鵜呑みにしないようにお願いします💦
しかしこういった現状はあるのは事実です。
何が言いたいのかというと大学に過度な期待をしないことです。
もちろんそれが好きすぎる人は別ですが、そんな人学年に数人しかいないでしょう。
僕の友達で一浪して大阪大学に入った子がいるのですが、彼は大学に行けば何か壮大なことがあるだろうと夢見て頑張ってきたらしいですが、彼もそれが好きすぎてその学部に行ったというわけではないので、授業を受けた時「大学ってこんなものか」となりこれは苦しくて続けられないとなり大学一年でやめてしまいました。
彼は自分のやりたいことを見つけその道に行こうとしていたのでやめるに至ったと思います。
よく中卒や高卒だけど起業してうまくいった人やどの分野でも中卒や高卒だけどうまくいった人は大学は意味がないというと思います。(堀江貴文さんなど. . .彼は大学中退ですけど)
大学が必要ないといっている人はおそらく自分の目指す道が固まっていてその道にまっすぐ進む準備がある人だと思います。
大学に通っている人の多くはそこまで覚悟も決まっていないし、自分の進みたい道もわかっていない状況です。
・結局大事なことは?
ここまでかなり厳しいことをいってきました。気を悪くした人もいると思います。
しかしこういうことに社会に出てから気づくと絶望してしまうと思います。
大事なのは現状を理解すること、そしてしっかり向き合って考えること
だと思います。
皆さんは最終的に社会に出ていろいろな意味で充実した日々をおくる
ということが目指すところだと思います。
人生の半分は仕事をしていると言われるこのご時世でやっていて自分にとって嫌な仕事や自分にとって苦しくて続けられないような仕事をするのはどうかと僕は思います。
だからこそ皆さんは自分の続けられること、やっていて快感があること、そして社会が必要とするものを探し、個人の価値を高めることが重要だと思います。
よっぽどの理由がない限り、初めから就職を目指したり、大学に入ることが目的になったりは危険だと認識してください。(どこの大学、企業でも)それには
いろいろなモノ・コトを経験するそしていろいろなモノ・コトに手を出していく。そうするコトで自分の向き不向きがわかっていき、また自分がその中で続けられそうなモノがわかってきます。
今の高校、大学ではそういった機会は学校が与えてくれはしないので自分で動くしかありません。
特に高校では教科の勉強しかしていないのにその中から自分の好きなコト続けられそうなコトなんて見つかるはずがありません。(幅が狭すぎて)
大学受験においてもいろいろなことに貪欲になって学んでほしいと思います。
そして行くことが目的になったり、就職が目的になったりは危険だと認識してください
まだ自分は何も知らないんだと自覚することが大事です。
こうは言っても大学受験をする人にはしっかりサポートやアドバイスをしていきたいと考えています。
そしてその人たちが大学生になったあともサポートしたいなと考えています。
読んでいただきありがとうございました!
質問などがあればTwitterのDMでお待ちしていますので、お気軽に〜
基本的には勉強関連で情報発信をしていますが、たまに今回の記事のような将来のこと
についても発信していきます(あまりここに触れている人がいないためです💦 )
ではまた次の記事お会いしましょう!!!