最も簡単で最も効果的なインプットとアウトプット
最も簡単で最も効果的なインプットとアウトプット
どうもタクマです!
今回は具体的な勉強法を紹介していきたいと思います。
今回の題材である「インプット・アウトプット」ですが、受験勉強以外でも大学生、社会人になったときに勉強するときにも役に立つような、内容になっています。
では、目次です!
1.インプットで大切な3つの大原則
2.インプットの具体的な行動
3.アウトプットで大切な3つの大原則
4.アウトプットの具体的な行動
5.総括
1.インプットで大切な3つの大原則
まずはインプットから見ていきましょう!
インプットがなければ当然ですが何も始まりません!なので当然インプットは必要です
結論からいうとインプットで大切な3つの大原則とは、
正しい情報をしっかり取り入れる
多くの情報を取り入れすぎない
なぜそれが必要か考える
という3つです。
1つ目から説明していきましょう。
まず1つ目の「正しい情報をしっかり取り入れる」ですが、これは当然のことだと思います。正しくない情報を元に学んでも何も意味がありません。
受験勉強においていうと、教科書などはしっかり間違いのないように作られているので基本的に心配はいりません。(補足しておくと大人になって学ぼうとしたときに全てが正しい情報であるわけではありません。なので知っておくだけでも大きく違うと思います。)
二つ目の「多くの情報を取り入れすぎない」ということについてですが、これは情報が多すぎて整理できなかったり、本質が見えにくくなってしまうため、学ぶのに必要な分の情報だけをインプットして余計なことまでもインプットしようとしてはいけないということです。
三つ目の「なぜそれが必要か考える」ということについてです。
これは学ぶ目的に通ずるのでとても大事なことになります。それを学んでどういうことをできるようにしたいかをしっかり考える事で目標というゴールを作り道をそれないようにする必要があります。
では、インプットについて具体的な行動を見ていきましょう!
2.インプットの具体的な行動
一つ目の「正しい情報をしっかり取り入れる」についてですが、大学受験については勉強という面においてここは心配する必要はないと思います。(疑問を持つことは大切です。)
二つ目の「多くの情報を取り入れすぎない」ということについて具体的な話をします。
例えば、数学においてsinやcosの式を多く学ぶと思います。正弦定理、余弦定理、加法定理、二倍角の公式...といった具合に多く学ぶでしょう。
しかし、公式を覚えていてもすぐにそれを導出できる人はどれほどいるでしょうか?
「sin,cosって何?」という疑問に説明できる人がどれほどいるでしょうか?
何が言いたいかというと、公式が大事というわけではなく、なぜそうなるかを理解するだけで三角関数の問題全てに通ずるということです。
これは大袈裟ではありません。
現にセンター試験の過去問で、このような問題が出ました。
この問題は三角関数を勉強するときに一番最初に学ぶ所です。
公式とかではなく「これは何か、どういうことか」というのを追求して勉強している人からすると即答の問題です。
つまり、公式や覚えなきゃいけないというのは「最終的に覚えていた」というぐらいがベストであって、実際学ぶべきところは少ないということです。
そして三つ目の「なぜそれが必要か考える」についてです。
これも具体例を出してみましょう。数学の二次関数を学んでいるときに多くの人はあまりなぜそれを学ぶかを意識していないと思います。
しかし、皆さんは大学入試で合格するために学んでいるはずです。そのゴールに向かうにあたって何が必要かを考えなければいけません。
そのためには志望大学の過去問をみて赤本でどういう分析がされていて自分はどういうことを学んでいるかを明確にしていると、「こんなもの使わないのに」と思うことなく「必要な勉強だ」と思い学ぶことができます。
次にアウトプットについてみていきましょう!
3. アウトプットで大切な3つの大原則
まず、アウトプットの重要性についてデータとともにお話しします。
まず、このグラフですがこれは忘却曲線といって目にしたことがある人もいると思います。
これを継続的に記憶するためにアウトプットをしていきます。
最終的な皆さんの目標は、試験会場でのアウトプットですからとっても重要です。
ではそんなアウトプットの三つの大原則は
要約でまとめる
誰かに話す・人に説明する
実戦で使う
です。では一つづつみていきましょう。
一つ目の「要約でまとめる」というのは国語力にも繋がる大事なことです。
例えば、皆さんもよく現代文の問題で20字以内で答えよという問題を目にすることがあると思いますが、この問題はまさに「要約して伝える伝達力と要約できる理解をしているか」を問うている問題です。
つまり、要約は理解していないとできないし、伝える能力がないとできない高度なスキルと言えます。
二つ目の「誰かに話す・人に説明する」についてですが、要約が個人でのアウトプットで人に説明するというのが他人をも含めたアウトプットという感じです。
この人に説明するというのは、莫大な効果があります。人に説明する中で、自分がまず理解している必要があり、かつ伝達できる必要があります。また、人に教えている最中に自分でも説明できないところが出てきます。そこがまさに自分の伸びしろです!
三つ目の「実戦で使う」ですが、いわばこれがゴールということになります。
ということなので、いうまでもないことです。
以上アウトプットの大原則をみてきました。
次に具体的な行動をみていきましょう!
4. アウトプットの具体的な行動
まず、一つ目の「要約でまとめる」ということですが、紙一枚に自分で簡潔にまとめる
ことをオススメします。例えば、数学の三角関数ならば、公式などを書くのではなく、三角関数とは何だったか忘れたときすぐに見返せるように自分なりの教科書のようなものを作るということです。
しかし、長々と書くのではなく紙一枚とすることで、自然とまとめるべきところが見えてくるはずです。
(例として簡単に作ってみました)
そして二つ目の「人に説明する」事で、自分でまとめた事を人に話せるようになっているかという事です。これができるまで、自分で作った「教科書」を見返すことを繰り返してください!
最後に「実戦で使う」ですが、もちろん受験で実践するのが良いですが、普段の勉強として模試もっと身近でいうと問題集を使うといったことです。
どれだけ理解していてもいきなり問題を解くのは難しいかもしれませんが、一度自分で一つ目の「要約」と二つ目の「人に説明する」ということをしっかりしていれば、問題集の進め方がかなり早く効率的になり、実力がどんどん伸びるはずです!
5. 総括
これまでみてきたように、インプットとして「正しい情報を取り入れる」「多くの情報を取り入れすぎない」「なぜそれが必要か考える」という原則
アウトプットとして「要約でまとめる」「誰かに話す」「実戦で使う」という原則を
意識して勉強してみて下さい!
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